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2021年12月01日

イカ刺し食べたかった!

令和3年11月30日(火)

今シーズンも冬型の天気になり、シーズンオフが近い気がする。

行ける日にはなるべく行っておきたいという気持ちになる。

というわけで、昨日に引き続き、連日の釣り。

予報によれば、昼までは風がほぼ無い。

気温もわりと高くなる。

しかし、午後からはメチャメチャ風が吹く。

そして雨もふりそう。

昼までが勝負だな。

きょうは昨日よりも1時間早く出発。

船もほぼ用意が出来ているので支度も早い。

朝6時半にマリーナを出発。

昨日もそうだったが、浜名湖3番鉄橋北側になぜか釣り船が多い。

見た感じ、流し釣り。

でかいヒラメでもあがっているのかな???

遠州灘は穏やかで40分程でタチウオポイントに到着。

今日は船が少ない。

やはり昼から荒れるのが原因か?

それにしても、こんな日に豊浜や赤羽根からも遊漁船がきているのはスゴイ。

いつも通り適当に船を停め、仕掛けを投入し、流し始める。

一投からグンと良い食い込み。

しかし合わせられず空振り。

エサだけ取られる。

すぐさま2投目を入れる。

そして今度は釣り上げる。

しかし、これを境にアタリがほとんど止まる。

適当に流していてはイカンと思い、魚探で群れを探して仕掛けを入れる。

しかし、仕掛けが棚まで沈む頃には群れは写っていない。

それでもと思い、慎重に棚を探る。

一番底から割と上の棚まで・・・・そして普段は絶対にやらない超浅い棚も探ってみる。

けれど・・・アタリが無い。

たまにアタリがあっても食い込んでいかないので合わせられない。

アタリがあった棚を探っても、2度目は当たって来ない。

仕方がないので、場所を変える。

いつもの深場では無く、普段は行かない浅場を探る。

ここでやっと数本を釣るが、長くは続かない。

再度深場に戻り、西・東と色々探る。

エサの大きさ・種類・付け方、巻き上げの速度を変え、誘いを入れたり止めたり・・・・・アレコレしてみる。

それでも4~5本の釣果。

とにかく1本釣れた後が続かない。

なんて日だ!

ここ2年位で一番悪い日ではないか。

それにしても今日は午後から強風になる。

早いところ満足する量を釣らないとマズイ・・・。

だんだんと焦ってくる。

周りの船もアッチコッチへ移動し、色々な場所を試している。

やはり釣れていないんだな~。

ここで既に11時前。

風はまだ全然穏やかだ。

しかし、釣れないせいか帰って行く船もある。

たまにアタリがあるが、やはり食い込んでいかないので合わせられない。

エサだけ上手にとられる。

なんだかんだで13時半すぎ。

全員帰ってとうとう自分の船だけになる。

また広い海に一人ぼっち。

やや風が出てくるが、大したことは無い。

この程度の風なら何度も経験している。

予報は大外れか??

そんな事考えているうちに、ちょっと釣れはじめる。

その場所をマーキングし、一本釣れるごとにその場所から流し直す。

普段はこんな細かい流し方はしないが、やっと見つけた場所なので集中的にそこだけ狙う。

さっきまでの不調が嘘のように釣れはじめる。

しかし、風上に怪しい雨雲が・・・。

と思っているとポツポツと雨が降り出し、風も急に強くなる。

この段階で約10本の釣果。

最低15本は欲しい。

そうでないとカッコ悪くてブログに書けない(笑)

目標を15本にして、風雨の中頑張る。

とうとうビシャビシャに濡れる位降ってきたので、カッパを着た。

風もさらに勢いを増し、どこかにつかまっていないと落ちちゃいそうになってくる。

そんな中でもアタリがあり釣れる。

なんとか15本釣ったので、これにて納竿。

ザーザー振りでビュービュー風の中で片付けをし、船の中に入って一安心。

マリーナへ帰ろうとしたら雨も風も穏やかになっていた・・・・・。

なんて不運な日だ!!!

しかし、不運はまだ続いた。

外道で1杯だけ釣れたスルメイカを水槽で生かしておいたのだが、マリーナに帰ってきて蓋を開けたら居ない!!

なんと、取水口の網が外れている。

これは!・・・・最初からはずれていたのか・・・まさか、イカがはずした??そんな事イカにできるのか??

なんだかモヤモヤとした思いのまま家に帰った。

イカ刺し食べたかった。



  


Posted by すし会席鮮太 大将 at 20:45Comments(0)釣果

2021年12月01日

爆釣タチウオ!!!

令和3年11月29日(月)

月・火と連休。

前回釣りに行ったのは11月2日。

約3週間ぶりの釣りである。

天気予報は抜群に良いお天気。

しかし、朝はメチャクチャに寒い。

最近は日の出が遅くなり、前よりはゆっくりのスタートになったのだが、とにかく寒い。

目覚ましが朝5時半に鳴るが、寒くて起きられない。

布団のなかでグズグズして、行こうかやめようか悩んだが、行く事に。

6時半すぎ、家を出る。

車のフロントガラスがバリバリに凍っている。

気温は2度しかない。

マリーナに着いたらもうだれもいない。

そりゃそうだよな、こんな時間じゃ。

カッコわるいな~。

でも起きられないから仕方ない。

船もバリバリに凍っていた。

気を付けないと滑っちゃう。

支度を済ませ、目指すはタチウオポイント。

遠くからでもたくさんのスパンカーが確認でき、船がたくさんいるのがわかる。

緑・青・黄色・赤とカラフルだ。

8時半到着。

もう30艇位はいる。

適当にみんなのいる辺りへ船をつけ、仕掛けを投入。

巻き上げているとすぐに明確なアタリ。

ガツンとあわせ、のった!

幸先が良いスタートだ。

きょうも大漁かな~と、心が躍る。

10時位までに12~13本を釣ったが、そのあとはどうした事かほとんど釣れなくなってしまう。

釣れないのでヒマになり、持ってきたパンを2個食べて眠くなってしまう。

天気は良い。風もない。潮はあまり流れない。寒くはない。

これで釣れないと集中力が切れる。

14時半になり、ほとんどの船がいなくなる。

こうなるといつもここで迷う。

帰ろうか、それともまだ頑張ろうか・・・・。

もう帰って風呂に入り旨いものでも食うか・・・。

酒も飲みたいしな・・・・。

しかしそれは満足がいく釣果が出てからこそ旨い酒になるわけであって、この釣果で帰って酒を飲んでも大して旨くはないな・・・なんて考える。

明日の天気は、午前中は良いが午後からすんごい風。

明日またやっても半日か。

ならば今日頑張っておくか、ともう一度気を入れ直す。

魚探をよく見て少しでも反応が良い場所から流す。

場所を数回変えて探っているうちに、ポツポツとアタリが出始める。

最初は食いが渋くてうまく合わせられないが、次第にうまく合わせられる様になってくる。

気が付けば入れ食い状態。

時間は15時すぎ。

もうだれも居なくなっている。

広い海、1人で大忙し。

50リットルクーラーボックスが満タン。

時計の針が16時をまわり、さすがにもう帰らないと途中で暗くなってしまう。

まだやればいくらでも釣れそうだが釣り場を後にする。

名残惜しいが仕方ない。











  


Posted by すし会席鮮太 大将 at 17:57Comments(0)釣果

2021年12月01日

釣ったフグを熟成させる

11月21日日曜日にお預かりしたフグ、約2Kgの魚体です。

生きたまま持ち込んでくれたので、とても良い状態に熟成できました。

やはり活締めにすると血が抜けるので、熟成させたときに身の色が綺麗です。

状態をみながら、約4日間弱熟成をさせました。

途中、3枚におろしたり、身皮を引いたり、水分の調節をしながら熟成させました。

熟成による旨味成分の増加だけを考えれば、このフグはもう2日ほど寝かせても良かったかもしれませんが、少し食感を残す為にはこの位の期間が妥当であると判断しました。

11月27日に引き渡しなので、残りの日数は熟成をなじませる期間としました。

少し前まではこの「なじませると」いう事をしなかったのですが、熟成フグを何度も何度も作っているうちに必要だと感じたので最近は必ず行う様にしています。

最近は熟成刺身が流行っており、よく熟成と言う言葉を耳にしますね。

しかし、ただ寝かせただけでは、フグの身は全体が同じように熟成が進んで行かないのです。

だから寝かせた後になじませてあげないと、味や身の固さに偏りができたままなのです。

偏りができたままだと、刺身に切りにくいのです。ものすごく。

これでは美味しい刺身はできませんね。

私は預かったフグを最高に美味しい状態にして、釣った人にお渡ししたいのです。

ちなみに、今回持ち込んでくれた方は、以前も持ち込んで頂いた方でした。

「あのとき、とても美味しかったので」と言って持ち込んでくれました。

とても嬉しい出来事でした。

私は職人として、まだまだこれからも腕を磨きますのでよろしくお願いします。







★遠州灘で釣りをしていると、トラフグが釣れる事がたまにあります。
 そんなときは、私が経営する「すし会席鮮太」に持ち込んでください。
 美味しい刺身に調理いたしますよ。
 詳しくはこちらを↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9180780.html

★釣れたトラフグは活け締めにすると美味しさがUP!
 活け締めの方法はこちら↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9247018.html


★鮮太で調理した、フグ刺し・フグのアラ・ヒレ・白子などを
 ご家庭で美味しく食べる方法はこちら↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9289388.html


すし会席鮮太
静岡県湖西市新所原2-6-27
TEL053-577-1797
火曜定休(他、平日に不定休有)
公式HP https://www.sushikaiseki-senta.jp/

  


Posted by すし会席鮮太 大将 at 16:52Comments(0)釣れたフグ捌きます