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2023年06月30日

50㎝級デカサバがゴロゴロ

令和5年6月27日(火)長潮


連休2日目。二日間とも釣りに出られるのは一年の内でも少ない。

潮は長潮とイマイチだが、風は無く波も無い。空は曇り。釣り日和である。

今日もイサキを釣りに昨日の場所へ。

朝5時半前にポイントに到着。昨日イサキをたくさん釣った場所の様子を見てみようと船を進めると、すでに誰かいる。

なんと、昨日その場所で釣っていた人が、今日もまた全く同じ場所にいるではないか。

まあ、二日続けて釣りだなんて・・・よほど釣りが好きなんだなあ~。大変な人だ(笑)

なんだか嬉しくなり、思わず声をかけてしまった(笑)きっと向こうも私の事を同じ様に思っている事だろう(笑)

昨日良かった場所は、魚探の反応がイマイチなので私はスルー。

他を何か所か探るが、昨日ほど良い反応が無く、場所決めに苦労する。

それでも少しの反応を見つけてスポットロックをかける。

すぐにアタリがあり、イサキが釣れはじめる。

たまにチャリコ(と言っても手のひら位の小鯛)が混じる。そこそこサイズの真鯛も上がる。

プチ入れ食いの始まりか??と思いきや、アタリが止まる。

移動を繰り返し、イサキの拾い釣り。今日も昨日同様に棚がメチャクチャ上で食ってくる。

仕掛けの投入と回収が楽で良い。

何か所目かの移動で、サバが少しずつ混じる様になる。デカイやつだと50㎝弱。それも丸々と太った良いサバである。

やがて、ポツポツと釣れていたイサキが釣れなくなり、サバonlyになる。

仕掛けを入れるとすぐにサバのアタリが出る。

コツコツアタリの後に、ふわっと竿の穂先に全くテンションが無くなるという、いわゆる食い上げみたいなアタリだ。

右舷の竿と左舷の竿でアタリが出る。入れ食い状態である。

釣ったサバは、船の生け簀に入れておいても段々と弱ってしまう。

だからそうなる前に絞めて血抜きをし、エラと内臓を取り、クーラーボックスの氷でシッカリと冷やし込みをする。

手際よく短時間でここまですれば、ヒスタミン中毒やアニサキスのリスクはかなり軽減される。

しかし、釣りながらこれをやるのでクッソ忙しい。まるで仕事である(笑)

さらに、サバは取り込みに手を焼く。なんせ、水面近くでグルグルと回って泳ぎ、仕掛けをグチャグチャにしてくれる。

下手をするとペラの方にラインが行き、ラインブレイクという事も何度もあった。

それよりも困るのがハリスを持って取り込むとき、底に向かって走られると指がラインですられて手が切れる。痛っ!というか、熱っ!という感じ。

50㎝級のサバの力はかなりのものである。

吹き流し仕掛けなので、竿の力で引き抜く事もできなくて困りものだ。次回は軍手でもしてやらないといかんな。

ところで、マサバとゴマサバは見分けが難しい個体が多いが、ほとんどはゴマサバではないかと思う。

13時半過ぎ、サバのアタリも止まる。

まだやればどこかでイサキが釣れるとは思うが、サバでクーラーボックスが一杯になってきているので、これにて納竿。

帰ってから、珍しく妻と酒を飲みに行った。










釣ったサバは、最高の寿司に調理します。
数量は限られていますが、ぜひ食べに来てください。



すし会席鮮太
静岡県湖西市新所原2-6-27
TEL 053-577-1797
火曜定休 ※他平日に不定休あり


私の経営する「すし会席鮮太」では釣った魚を買取るサービスをしております。

買取れる魚は、アカムツトラフグです。

くわしくは↓の過去記事をご覧ください。

アカムツの買取り https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9580059.html

トラフグの買取り https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9530716.html


  


Posted by すし会席鮮太 大将 at 13:31Comments(0)釣果

2023年06月28日

遠州灘イサキがボコボコ釣れる!

令和5年6月26日(月)小潮

今のイサキはまさに旬真っ盛り!炙り刺身にするために、皮目をバーナで炙るとじゅわ~~っと脂が染み出す。まるでアカムツを炙っているかの様である。また、塩焼きや若狭焼等にしても最高に旨いのである。これが8月や9月になってしまうと、まるで別な魚になってしまったかの様に脂が無くなる。だからいま、何が何でもこの時期にたくさん釣って在庫として持っていたい。

という事で、タチウオが爆釣しているという話には乗らず、先週と同じイサキ釣り場へ。

朝5時半釣り場着。

先週良かった場所を何か所かマーキングしてあるので、一通り魚探をかけて回る。

2~3か所良い反応がある。今日も期待できそうだ。

仕掛けを2本投入するが、なかなか釣れない。潮はゆっくりだが流れている。

8時位までは何も釣れずに数か所をウロウロと移動を繰り返す。

変わったのは9時近くになってから。今朝一番でこのポイントに入っていた船の近くでかなり絶好調な反応を見つける。

魚がいる層が先週の2倍上の層だ。こんなに上に仕掛けを上げた事は無い。

本当にこんなに上で釣れるのか・・・?半信半疑であったが、仕掛けを投入して、その層まで仕掛けを上げる。

しばらくするとイサキ特有の力強いアタリ!本当にきた!!

それからはポツポツと退屈しないペースで釣れはじめ、やがてプチ入れ食い状態になる。

たまにものすごく小さいアタリがある。しかし針に掛からない。エサだけ綺麗に無くなる。

何かエサ取りがいるのか・・・。と思っていると、ウマヅラハギがポンポンと釣れる。立て続けに4枚。

そういえば先週、カワハギを専門に狙っていた船に出会ったんだっけ。

エサ取りの正体はコイツだと断定しても良いだろう。嬉しい外道である。

その他、どでかサバとソウダガツオという嬉しい外道もGet!!

時計が13時を回った頃、アタリが止まる。魚探の反応はあるが食ってこない。

腹いっぱいになったのかな??移動するかどうするか迷う。

明日も休み。そして天気は抜群の釣り日和。なにも今日無理して長時間やる事は無い。

少し早いがこれにて納竿。

マリーナに帰るとH氏も帰っており、情報交換。やはりタチウオは活性が高かったみたい。

H氏はYouTubeチャンネルをやっているのです。
私もたまにだけれどチラっと登場するのです。
↓よかったら視てあげてください。

https://www.youtube.com/@joekelab2020/videos



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Posted by すし会席鮮太 大将 at 18:15Comments(0)釣果

2023年06月22日

遠州灘、旬のイサキが本格スタート!

令和5年6月19日(月)大潮

今年はいつもの場所でイサキを釣った数が少ない。

今の時期、脂のノリが最高に良いので何としても釣りたい。

そう考えていると、ある場所へ行けば釣れるのではという情報を入手した。

半信半疑ではあったが、そのある場所へ行く事を決意。

午前6時、ポイントに到着する。誰も居ないので一番乗りだ。

風は無く、潮はわりと早く流れている。

過去のポイントを念入りに魚探をかけて回る。

目立った反応は無い。こりゃ、きょうは大変な一日になりそうだと憂鬱気味になる。

ハッキリ言って、この時期のイサキやアジは魚探に盛大に映ってほしいものである。

わずかに映るイサキの群れらしき反応は、回遊が早い様で、映っては消え映っては消えを繰り返す。

いつものポイントへ移動してスタートをし直そうかと思ったが、まあせっかく来たことだしと思い、とりあえず竿を出す事にする。

わりと上の方に反応が出ているので、普段よりは棚が随分上だ。

一投目、すぐにアタリがあり、上げるとカサゴ・・・。

しばらくすると、本命イサキが上がる。だが、続かない。

嫌になり、移動するとたまに釣れるが続かない。

小移動を繰り返しての、ポツポツと拾い釣り。

たまに竿先がふわっと軽くなりテンションが無くなる。食い上げのアタリだ。

上げてみれば型の良いサバ。50㎝近くある。

このサイズだと私の腕位の太さがある。取り込みに苦労するがバラさずにネットイン。

午前10時頃までにイサキを8匹とサバが2本。しかしここからアタリが全く無くなる。

重く苦しい時間がどんよりと流れて行く。

時計が13時を回った頃だったか・・・周りの遊漁船が全て帰って行った。

すると、この頃から再びポツポツと釣れだす。

釣れない時間から釣れる時間に変わるタイミングでのよくある話だ。

入れ食いと言う程では無いが、プチ入れ食い状態。

14時過ぎになり、アタリが遠のく。小移動しようか、どうするか・・・・。

考えてみればイサキとサバは釣ったが、アジを一匹も釣っていない。

店には冷凍のアジしか残っていないのだ。

今週の刺身用にアジを確保するため、浜名湖沖の漁礁へと移動する。



浜名湖沖の漁礁と言ってもかなり広範囲である。

魚探の反応がうすいので、どこにアジの群れがいるのか探すのに苦労する。

小さな群れを見つけ、アジ数匹を釣ると時間は17時近い。

まだやれば釣れるだろうけど、そろそろ帰らないと晩飯を食べにいけなくなる。

きょうはコンビニで買った昼飯を車の中に置いてきてしまい、一日何も食べられずだったので何か旨いものが食べたい。

従って、これにて納竿。

タチウオが釣れ始めているみたいだが、まだ数はあまり出ないらしい。

来週もイサキ狙いかな・・・。





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Posted by すし会席鮮太 大将 at 12:27Comments(0)釣果

2023年06月21日

遠州灘 脂ノリノリのサバが釣れた

先日釣った、でかいサバ!

三枚おろしにしてみたら、期待以上の脂のノリ!





ここ数年、サバはあまり釣れなかった気がする。

そして、釣れたとしても脂はほとんど無いものばかりだった。

つまり、釣れても嬉しくない魚であった。




それにしても、遠州灘で釣ったサバで、こんなに脂がのっていたのは初めて。

これなら最高に旨いシメサバが作れそう。

こんなに良いサバなら、サバだけ釣りに来ても良い位だ。

嬉しい外道が釣れるのも釣りの面白さである。

↓本命イサキも好調であった


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Posted by すし会席鮮太 大将 at 15:31Comments(0)料理

2023年06月07日

台風明け遠州灘 魚は釣れるのか?



令和5年6月6日(火)中

先週の台風2号は上陸こそしなかったものの、私が住む湖西市や東三河一帯に大雨を降らせていった。河川が氾濫して大変な地域もあった様だ。

大雨が降ると、決まって浜名湖はゴミだらけ。木の枝や竹がそこら中に浮かんでいる。

遠州灘も天竜川から大木やゴミが流れてきて危険な日もある。

さて、台風明けの遠州灘はどうだろうか?

アジ・イサキ狙い、特にイサキをメインに釣りたい。

最近の夜明けは早く、午前4時過ぎには薄明るくなってくる。

しかし、毎度のことだが起きられないので午前5時出航。

東のアジポイントから攻めてみる事とする。

魚探で探るが、反応が全くない。過去のポイントに魚探をかけるが、どこもダメ。

台風の影響で魚がどっかに行ってしまったのか???

グルグルと3周位探ったが、ダメなので竿を出さずに諦める。

隣の本命イサキポイントへ向かう。

途中、潮目があり薄水色の海にかわる。すると水温も約1℃下がった。

やはりこの薄水色の潮は、天竜川からの冷たい真水が混ざった潮なのだろうか。

イサキポイントに魚探をかけて群れを探すが、魚が居ない。

本来このイサキポイントは漁礁の他にも小さな根が点在し、魚影が濃いのが特徴なのである。

だから、どこかにいるだろうと思い、過去にマーキングしたポイントを丁寧に探る。

マーキングした場所の真上はもちろんだが、ダメならその東西南北を探っていく。

やっとの事で薄い反応を見つけて船を停める。

潮は早くは無いが、そこそこのスピードで流れている。

仕掛けを入れると、すぐにアタリがあり、巻き上げると良型のアジ。

入れ食いにはならないが、退屈しそうになると釣れてくる。

10匹位までは、の~んびりとした釣りであった。

そこから釣れる時間の間隔は段々と短くなり、本格的な入れ食いになる。

コマセが効いてアジが船の下に集まり出したのだろう。

いつも2本針仕掛けでやっているのだが、きょうはかなりの高確率で2尾ずつ釣れてくる。

さすがにデカアジの2匹掛けはバレる確率が高いので慎重になる。

それにしても、やはり台風でエサを食っていなかったのだろうか?かなり食い気が立っている。

そんなこんなで水槽はかなり魚で一杯になってきた。ざっと30匹以上は釣った。

アジはもういいのでイサキを釣りたい。

小移動してイサキの群れを探す事にする。

しかし、やはり状態は厳しくて群れが居ない。潮は朝よりもかなり早く流れている。

わずかな反応の場所に停めて竿を出してみるが、食ってこない。というか、魚が居ない気がする。

なんだかんだでイサキは2匹のみ。小さくは無いが大きくもない。市場でよく売っているサイズ。

時間は12時を回った位。

西風が出てきてウネリも少し大きくなってきた気がする。

これ以上イサキを探してもダメだろう。

最近好調な浜名湖沖のアノ場所へ行ってアジの数を増やす事とする。

浜名湖沖へ向けて大移動。

向かい風はキツイ。ウネリもどんどん大きくなってきて走りにくい。ウネリや波を越える度、昨年ケガした腰が痛む。そうそう、昨年は腰をやっちゃって6月は丸々一か月入院していたんだ(笑)

アノ場所に着くと、なかなか良い反応が出ているが、南からやって来るウネリがかなり大きくなり、水の山は自分の船よりも高い場所になってた。

おまけに風も強い。これではアイパイロットで停められないだろう。釣りにならないだろうし、第一に危険だ。

なんだかやる気も失せてしまい、竿を出さずに13時半納竿。

今切口周辺は南からのウネリが一段と高く、船尾から船体が押される。すると船首側の水の山に突っ込みそうになる。とても危険。仕方が無いのでウネリが少ない赤灯台スレスレを通り浜名湖に入る。

今切口が危険だとは良く聞くが、本当に自分が危険だと感じたのは初めてであった。


一日を振り返ってみて、最近思うのだが、
タイドグラフの頂上と谷底の前後1時間~1時間半位は魚があまり釣れないのではないか。
きょうは頂上が午前6時8分、谷底が13時41分であった。一日を振り返ると以下の様になる。
●5時出船
●5時40分位・・・アジポイント到着→反応無し・多分釣れない
●6時過ぎ・・・・イサキポイント到着→すぐには釣れない
●8時過ぎ・・・・段々と釣れはじめ、入れ食いになる
●12時位・・・・イサキを探して竿を出すが、アタリさえも無し
釣れない時間を振り返ってみると、やはり当てはまる。考えすぎなのかな??でもこの前もこんな感じの事を思ったんだよな~。
少し意識して釣ってみるのも良いのかも。もしかしたら無駄に早起きしなくて済むのかもしれないのだから(笑)



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Posted by すし会席鮮太 大将 at 18:51Comments(0)釣果