アジを釣りに

すし会席鮮太 大将

2022年03月17日 15:57

令和3年3月16日(水)

先週はヒドイ釣果で魚の写真はのせなかった。

今週はやってやるぜ!と意気込んで釣りに出る。

船の準備なんかは前日にやっておいたので、マリーナに着いたらすぐに出船できる。

朝5時にマリーナに着くが、まだ暗い。

5時半、東の空が白薄明るくなるのを待って出船。

きょうは絶対にアジを釣る。

海はベタベタのベタ凪。

東のアジの漁礁へ。

魚探で反応を探すが、なかなか良い反応が無い。

仕方ないのでボチボチ位の反応へ船を停め、竿を出す。




潮は東へ流れてはいるが、やや緩め。

コツコツ弱いアタリがあり、巻き上げると手のひら位のチダイ。

チダイやマダイの子が釣れると、あまり良い事は無い。

こういう場所ではアジは釣れたことは無い。

少し移動して船を停め直す。

アジを2匹釣るが、続かない。

8時になり、この場所を諦め、いつものイサキの漁礁へ移動。

魚探の反応はあるが、船を停めて仕掛けが着底する頃には反応が消えている。

釣れる日だと、反応が消えてもまたすぐに反応が出るのだが、きょうはそうならない。

群れがすぐどっかにいっちゃう。

何度も何度もポイントを変えるが、同じ事の繰り返し。

そんなこんなで何も釣れない。

南の少し深場の漁礁へ行くが、魚探の反応なし。

コマセが半分以上余った状態で10時過ぎになる。

これ以上やってもダメそうなので、アジを諦めてタチウオをやりに行く事にする。



いつものタチウオポイントへ着くと、潮は西に流れている。

さっきの場所とは真逆。

最近は浅い棚でアタリがあるのだが、きょうは深い。

水深は120m前後。

着底から20メートル以内でアタってくる。

それにしても、最近はアタリがあっても合わせられない。

アタリの回数はかなりあるのだが・・・。

全部合わせられていれば、最低でも3倍の量は釣れている。

それに、なんだかジグやテンヤの方が釣れる気がしてならない。

早い動きの方が合わせやすい気がする。

けど、自分で操船しながらジグやテンヤをシャクルのはかなり大変だしな・・・

・・・なんて、釣れないときはこんな事ばかり考えてしまう。

そして群れの移動が激しいのか、同じラインを流していても、急に釣れなくなる。

そのたびに群れを探しなおす。

13時をまわった頃、予報通り風が出始める。

予報だと風速7~8メートル吹く。

段々白波が立ち、ダバダバ状態になる。

スパンカーが付いていないので、船尾からの共流し。

風と波をモロに受けて、潮をかぶりまくる。

揺れもヒドく、つかまっていないと落ちちゃう。

それでも成績が悪いので帰れない。

他の船もどんどん帰っていってしまう。

14時半、とうとう誰もいなくなる。

そんなこんなでなんとか10本を釣り上げる。

こんな海に落ちたらヤバイので帰る事にする。

15時半納竿。

帰りは向かい風で全然スピードが出せない。

10ノット位しか出せないので、浜名湖まで80分位かかる。

あれだけあった風も、浜名湖へ入ると急に静かになる。

きょうのタチウオは、本数は少ないが、まあまあのサイズ。

なんとも不完全燃焼な一日だったが仕方ない。

長年釣りをしていると、こんな事もあるのです。

次回は違う漁礁へ行ってみるかな。



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