タチウオ、餌釣り(置き竿)での合わせ方

すし会席鮮太 大将

2023年03月01日 19:59

令和5年3月28日(火)

連休二日目。

珍しく連休の二日間とも海の天気が良い。

昨日の釣果は酷い物だった。アジの群れが見つけられなかったのは仕方が無いとして、タチウオの釣果が悪かったのは特に悔しい。

昨晩、寝る前にYouTubeでタチウオの餌釣り動画を見て勉強し直した。迷ったり行き詰ったときは、もう一度振り出しに戻って一から学び直してみようという事だ。

その中で、合わせの入れ方が自分の方法と違うやり方があるのを見つける。

そしてエサの付け方も丁寧にやらないとダメだと言っていた。

よし、きょうはそのやり方を試してみよう。

そして、昨日釣れなかったアジや石鯛も欲しい。

目指すは昨日のイサキポイント。昨日はダメだったが、ここは過去の実績からして石鯛がくる確率が高い。

その手前のアジポイントを冷やかし程度に覗いてみるが、昨日ほどの反応はない。

アジポイントは素通りし、予定通りイサキポイントに入る。

魚探をかけながら一回りしてみるが、素晴らしい反応はない。

マズマズの反応へ仕掛けを入れるが、仕掛けが着底する頃には魚探の反応が消えている。

何度も試すがどこもそんな感じ。感じわるいわ~~~~!

また昨日みたいになるのかよ!って、いや~な気分になりかける。

このイサキポイントを諦めて違う場所へ行こうかと考える。

ここからなら、タチウオポイント手前の浅場の漁礁、またはもっと手前の漁礁か・・・。

とりあえずその、もっと手前の漁礁へ行ってみる事にする。

ここは、今の時期アジが釣れているという噂があるポイントであるが、ふだんはこの場所へは入らない。こんな日でないと試す事もない。

船をつけ魚探をかけると、素晴らしい反応。

とりあえずやってみるかと竿を出す。

1本目の竿を出し、2本目の支度をしていると竿先にわずかなアタリ。

竿は段々と弓なりに曲がり、クイックイッと引き込むアタリが続く。

間違いなくアジのアタリである。

やっぱチャリコとはアタリ方も引き方もちがうわー。

退屈しない程度に入れ食いになる。型も良く、40㎝前後ある。

久々のアジ入れ食いで、これまでの心の中のモヤモヤが消し飛ぶ。

強いアタリがあり、引き上げると石鯛。40㎝弱ってところか。

このサイズなら電動リールでも全然上がってくる。昨日上げられなかったヤツはどんな大きさだったんだろうか・・・。

時間は11時をまわり、アジのアタリも遠のいて来たのでタチウオポイントに移動。




ポイントに着くと、すでに15艇位はいる。

新居港の極漁丸さんもきていた。はじめて海で合ったがデカイ船だった。

適当にみんなの後に着けてみると反応が出ている。

早速仕掛けを入れて巻き上げ開始。

ある棚でアタリがあり、昨日YouTubeでやっていた合わせ方を試す。

その合わせ方とは、置き竿にしての釣りで、前アタリがあったときに巻き上げを止めて本アタリを待って合わせを入れる方法。

私は自分で操船しながらの釣りなので、基本は置き竿なのである。

これまでは前アタリがあっても巻続けていたが、止めるのも良いという事だったので挑戦。

結果しっかりとフッキングし、まずは一本目。

止めて本アタリを待っていた方がアタリがわかりやすい。

その後もその方法で何度も釣り上げる。

船の流し方も、反応が強く出ている場所だけを流す事にした。
(これまでの、ちょっと反応薄いけどまあやってみるかというのはやめた。)

それにより、群れを探している時間は長くなったが、確実にアタリを取れるようになった。

時計が15時近くなり、周りの船はみんな帰ってしまう。

風も強くなり、白波が立ってくる。トモ流しなので水がジャバジャバ入ってくる。

まだやりたいがそろそろ終わりの時間。

仕方ないがこれにて納竿。

今日は充実した一日だった。これまでの釣れなくてスランプに陥った様な感じから抜け出せた気がする。

来週の休日も良い天気になるといいな。










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