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2023年03月22日

手のひら位の真鯛が入れ食い

令和5年3月20日(月)

遠州灘はベタ凪予報。

潮は中潮から大潮へ変わったばかり。

前日から、何をターゲットにしようか迷っていた。

西でタチウオが釣れているという情報は数日前から掴んでいる。

魚礁では上手くいけばアジが釣れる事もわかっている。

それらをまとめると、朝一で漁礁に入り、その後タチウオに行く事に決意をする。

東のアジポイントに着くと、同じマリーナのH氏が釣り始めたところであった。

H氏の近くへ船で行くと、素晴らしく魚探の反応が出ている。

しかし、少し外れると反応が無くなる。

さすがに近すぎる場所に船を着けるわけにはいかないので、少し離れた場所でまずまずの反応が出ている所へ船を着ける。

仕掛けを投入するが、釣れない。

たまに釣れてくるのはヘダイの子。

ポイントを少しずつ移動してみるがダメ。

再びH氏の近くに行き、釣れているか聞いてみると、アジを4匹釣ったらしい。

それと、何かはわからないが、全然上がってこない大物が掛かったがダメだったらしい。

私も何度かその様な経験をしている。

ここの漁礁には、大きな石鯛がいるので、多分それではないかと思う。

だからアジ釣りとはいえ、大き目な針で太目のハリスを使っている。

それでも巨大石鯛の前では針を食いちぎられたり、ハリスを切られたりする。

そう、ここのアジポイントはバケモノ石鯛の住み家でもある場所なのだ・・・ホントかよ(笑)

釣れる気がしないので移動し、いつものイサキポイントへ。

反応はどこも薄く、船を停める場所に悩む。

結局、石鯛がよく釣れるいつもの場所に船を着けて釣り始める。

大潮だけど潮の流れはかなり緩い。

それにしても・・・、釣れない。

チャリコさえも掛かってこない。

少しだけ出ていた魚の反応も無くなってしまっている。

餌のチェックのため、巻き上げようと電動リールのスイッチを入れたとき、竿先が大きく曲がり重たそう。

しまった、根掛かりか?と思ったが、グッグッグッと竿先が動き、巻き上げている。

なにか掛かっていたのだ。居食いってやつだ!

それにしても重たそうなので、大事をとって電動をやめ手で巻く。

この方が絶対にバラシは少ないはず。

海面をよく見ると、何やら大きな太い魚が上がってくるのが見える。

石鯛きたか~~??と心が躍る・・・が、網で獲り込んでみると、釣れたのは大きな黒鯛。

腹もパンパンに膨らんでいて、白子か真子がハチ切れんばかりに入っていそう。

黒鯛か・・・なんだか嬉しい様な嬉しくなうような。。。。。。

気を取り直して釣りを再開すると、再び同じ竿に力強いアタリ。

今度こそ石鯛きたか~~~??と思ったが、これまた黒鯛。先ほどではないが、なかなか良いサイズ。。。。。。。

なんだか嫌になってしまい、時間を見たら11時過ぎ。

タチウオに行く事にする。西のタチウオポイントまでは少し距離があるが、海はベタ凪。

音楽をかけてフルスロットルで走りたいが、最近はガソリンの値段が無茶苦茶高いので、あまり飛ばすのは控えている。

ちなみに音楽をかけているのは眠気防止の為である。海の上ならガンガンと音楽をかけても、誰にも迷惑をかける事は無い(笑)

それにしても、天気が良く気温は暑い位だ。海の上を爽快に走るのは気持ちがいい。




タチウオポイントに着くと、たくさんの船が居てタチウオを釣り上げている。

魚探の反応も良い感じで出ている。

潮は相変わらず流れが緩い。

前アタリからの本アタリは、ハッキリとしたアタリが出る為合わせやすい。

同じ場所を何度も流して行けば、必ず150m前後でアタッてくる。

それにしてもここのタチウオポイントは棚が深い。

手返しが悪くなるのが釣果に影響する。

サイズはイマイチで、大きくても指4本半。小さいと3本なんてのも居る。

3本だと、合わせた後に巻き上げていても、ちゃんと付いているのかわからなくなる事もある。

時計が14時半をまわった頃、アタリが少なくなった。他の船もほとんど居なくなった。

仕掛け回収の為、電動リール全速で巻き上げている途中に大きなアタリ!

え!なんで??魚はこの速度に追いついて来られるのか??青物でも掛ったか??と思いながらそのまま巻き上げる。

電動リールの巻き上げが止まり、海面を見ると大きなサメがいる。

幸い針には掛からなかったが、2m以上ありそうなのがウロウロしている。

よく見るシュモクザメ(ハンマーヘッド)ではなく、アオザメみたいな悪そうなタイプのヤツだった。

やはりここは名の通りサメがでる場所なんだな・・・。。。。

サメがいると魚が釣れなくなると聞くし、なんだか嫌になってしまった。



魚礁での釣果が良くなかったので、もう一度漁礁でアジを狙いたいと決意。

竿と仕掛けを変えて、アジポイントへ移動する。

目指すのは、浜名湖沖。最後の砦ポイント。



ポイントに到着し、一通り魚探で探ると、どこも素晴らしい反応。

底から20m上までグチャグチャな反応が出ている。

しかし、これはまた例の如くチャリコではないかと思いながら、恐る恐る仕掛けを落としてみる。

右の竿も左の竿も、すぐにアタリがある。

上がってくるのは言うまでもなく、チャリコ・チャリコ・チャリコ。

ただ、この数週間でチャリコも成長したようで大きくなっている。

一番大きいのは25㎝位あり、もはやチャリコではなく小鯛である。

そんな小鯛が2匹まとめて掛かると、竿もいい具合に曲がって面白い。

チャリコも侮れないものである。

きょうはもっと北の浅場ポイントも探りに行ってみたが、そこにはほとんど反応無しで竿を出す気にはなれなかった。

おまけに竿先にラインが絡んでいるのを気が付かずに電動リールのスイッチを入れてしまい、竿を破損するという痛い痛いアクシデントが発生。

なんだかんだでチャリコや小鯛を30匹ほど釣り、時間は17時を回っている。

帰らないと暗くなってしまい、片付けが大変になるのでこれにて納竿。

潮が一日中緩く無ければもう少し釣れたのだろうか??

次回は石鯛やアジを釣りたいものだ。

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Posted by すし会席鮮太 大将 at 18:11│Comments(0)釣果
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