2021年11月06日
ふぐのおいしい食べ方
ふぐのおいしい食べ方
トラフグは超高級魚です。また、非常に繊細な味わいのため、少しの事でも味に大きな差が生じる魚でもあります。刺身はもちろんですが、他の部位も美味しく召し上がっていただくために、どうしたら良いかをまとめてみました。ご家庭で調理をする際の参考になれば良いかと思います。
※重要 必ず用意してほしいもの
【ポン酢】
一般的に、ふぐはポン酢で食べます。ふぐ自体は非常に淡泊な味のため、ポン酢の味は重要です。古くなったポン酢や、大手メーカーのポン酢では美味しく食べられません。手作りすると美味しいのですが、そこまで手間がかけられないと言う方は、なるべく高価なポン酢を買ってください。
【もみじおろし】
既製品のもみじおろしは美味しくないので全くおすすめできません。手作りするのが大変だという方は、軽く絞った大根おろしに一味唐辛子（七味ではないので注意）を振りかけたものをご使用ください。十分に代用できます。（ちなみに、鮮太でもこの方法をとっています）また、一味唐辛子も古くなったものは香りも辛みも無く、美味しく食べられませんのでご注意ください。（一味唐辛子は常に冷蔵庫で保管しておくと良いです）
【ねぎ】
葉ねぎ（万能ねぎ・青ねぎ）またはアサツキを、なるべく細かい小口切りにしてくださ
い。
●刺身（鉄刺）・ふぐのたたき の食べ方
ポン酢の中に、もみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
一般的な刺身の様に、ワサビと醤油では味が濃すぎてフグの味が台無しになります。
●ふぐ皮（鉄皮）の食べ方
水に漬けて真空パックしてあるので、開封しザルで水を切り、キッチンペーパー等で水気をよく拭き取ってください。その後、刺身と同様に食べてください。刺身で巻いて食べても美味しいです。他、サラダのトッピングとしても美味しく食べられます。
●あらの食べ方
脱水処理し、真空パックしています。開封後はそのままご使用ください。
（ふぐちり）
白菜・えのき・しめじ・人参・しいたけ・豆腐・春菊などの野菜と一緒にあらを鍋に入れます。水を張り、昆布を入れ、火にかけ、沸騰したらアクを取り除きます。ポン酢の中にもみじおろしとねぎを入れ、それをつけて食べてください。
他の方法として、寄せ鍋の様に味を付けた汁で煮ても美味しく食べられます。
（唐揚げ）
下味付けをせず片栗粉をまぶし、175℃～180℃の油で揚げます。ポン酢の中にもみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
他の方法として、醤油・酒・生姜・ニンニクで味付けしたものを揚げても美味しく食べられます。（酒と醤油は1：1でOKです。生姜・ニンニクはお好みの量を入れてください）
（焼き）
軽く塩を振り、焼いて食べる焼きふぐが一般的です。
他の方法として、塩胡椒を振りフライパンでバター焼きにしても美味しい
です。お好みでニンニクを入れても良いかと思います。
（その他）
酒蒸し、生姜醤油焼き、甘辛い煮つけ、みそ汁や吸い物の具など、
様々な料理に使用できます。
【重要】一般的には刺身も鍋も唐揚げもポン酢で食べる事が多いのですが、
その方法では全てが同じ様な味付けになり、飽きてしまいます。
上記、「他の方法として」を参考に、お好みに応じて味付けを変える事をおすすめします。
●白子の食べ方
（白子ポン酢）
湯通ししてありますので、適当な大きさに切ればそのまま食べられます。
ポン酢の中に、もみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
刺身で巻いて食べても美味しいです。
（その他）
天ぷら・バター焼き・鍋の具としても美味しく食べられます。
●ヒレの焼き方・食べ方
・焼き方
ヒレは乾燥させてありますので、こんがりと焦がさない様に焼いてください。
トースターを使って焼くと焦げにくく、案外簡単に焼けるかと思います。
焼き加減が甘いと、生臭い上に出汁が出ませんので、焦げる寸前まで焼いてください。
・食べ方
（ヒレ酒）
湯呑み等に焼いたヒレをいれておいてください。日本酒を鍋に入れ、
火にかけ沸かします。このときに、完全に沸騰させない様にしてください。
（完全に沸騰させると、コンロの火が酒に引火し、アルコールがとんでしまいます。）
熱々の日本酒を湯呑みに注ぎ、お召し上がりください。
（冷たいヒレ酒）
お好みの冷酒を買ってきて、口の広い瓶やグラスに入れ変えます。
焼いたヒレを入れ、ラップ等で蓋をして2～3日冷蔵庫で保管します。
冷酒が茶色く色付き、香ばしい臭いがしたら完成です。
（お吸い物等）
お椀に焼いたヒレを入れ、熱々の吸い物を注げば良い出汁がでて美味しいです。
同じ要領で、お茶漬けや雑炊に入れても美味しいです。
遠州灘で釣りをしていると、トラフグが釣れる事がたまにあります。
そんなときは、私が経営する「すし会席鮮太」に持ち込んでください。
美味しい刺身に調理いたしますよ。
詳しくはこちらを↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9180780.html
釣れたトラフグは活け締めにすると美味しさがUP！
活け締めの方法はこちら↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9247018.html
すし会席鮮太
静岡県湖西市新所原2－6－27
TEL053－577-1797
火曜定休（他、平日に不定休有）
公式HP https://www.sushikaiseki-senta.jp/
トラフグは超高級魚です。また、非常に繊細な味わいのため、少しの事でも味に大きな差が生じる魚でもあります。刺身はもちろんですが、他の部位も美味しく召し上がっていただくために、どうしたら良いかをまとめてみました。ご家庭で調理をする際の参考になれば良いかと思います。
※重要 必ず用意してほしいもの
【ポン酢】
一般的に、ふぐはポン酢で食べます。ふぐ自体は非常に淡泊な味のため、ポン酢の味は重要です。古くなったポン酢や、大手メーカーのポン酢では美味しく食べられません。手作りすると美味しいのですが、そこまで手間がかけられないと言う方は、なるべく高価なポン酢を買ってください。
【もみじおろし】
既製品のもみじおろしは美味しくないので全くおすすめできません。手作りするのが大変だという方は、軽く絞った大根おろしに一味唐辛子（七味ではないので注意）を振りかけたものをご使用ください。十分に代用できます。（ちなみに、鮮太でもこの方法をとっています）また、一味唐辛子も古くなったものは香りも辛みも無く、美味しく食べられませんのでご注意ください。（一味唐辛子は常に冷蔵庫で保管しておくと良いです）
【ねぎ】
葉ねぎ（万能ねぎ・青ねぎ）またはアサツキを、なるべく細かい小口切りにしてくださ
い。
●刺身（鉄刺）・ふぐのたたき の食べ方
ポン酢の中に、もみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
一般的な刺身の様に、ワサビと醤油では味が濃すぎてフグの味が台無しになります。
●ふぐ皮（鉄皮）の食べ方
水に漬けて真空パックしてあるので、開封しザルで水を切り、キッチンペーパー等で水気をよく拭き取ってください。その後、刺身と同様に食べてください。刺身で巻いて食べても美味しいです。他、サラダのトッピングとしても美味しく食べられます。
●あらの食べ方
脱水処理し、真空パックしています。開封後はそのままご使用ください。
（ふぐちり）
白菜・えのき・しめじ・人参・しいたけ・豆腐・春菊などの野菜と一緒にあらを鍋に入れます。水を張り、昆布を入れ、火にかけ、沸騰したらアクを取り除きます。ポン酢の中にもみじおろしとねぎを入れ、それをつけて食べてください。
他の方法として、寄せ鍋の様に味を付けた汁で煮ても美味しく食べられます。
（唐揚げ）
下味付けをせず片栗粉をまぶし、175℃～180℃の油で揚げます。ポン酢の中にもみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
他の方法として、醤油・酒・生姜・ニンニクで味付けしたものを揚げても美味しく食べられます。（酒と醤油は1：1でOKです。生姜・ニンニクはお好みの量を入れてください）
（焼き）
軽く塩を振り、焼いて食べる焼きふぐが一般的です。
他の方法として、塩胡椒を振りフライパンでバター焼きにしても美味しい
です。お好みでニンニクを入れても良いかと思います。
（その他）
酒蒸し、生姜醤油焼き、甘辛い煮つけ、みそ汁や吸い物の具など、
様々な料理に使用できます。
【重要】一般的には刺身も鍋も唐揚げもポン酢で食べる事が多いのですが、
その方法では全てが同じ様な味付けになり、飽きてしまいます。
上記、「他の方法として」を参考に、お好みに応じて味付けを変える事をおすすめします。
●白子の食べ方
（白子ポン酢）
湯通ししてありますので、適当な大きさに切ればそのまま食べられます。
ポン酢の中に、もみじおろしとねぎを入れ、それをつけてたべてください。
刺身で巻いて食べても美味しいです。
（その他）
天ぷら・バター焼き・鍋の具としても美味しく食べられます。
●ヒレの焼き方・食べ方
・焼き方
ヒレは乾燥させてありますので、こんがりと焦がさない様に焼いてください。
トースターを使って焼くと焦げにくく、案外簡単に焼けるかと思います。
焼き加減が甘いと、生臭い上に出汁が出ませんので、焦げる寸前まで焼いてください。
・食べ方
（ヒレ酒）
湯呑み等に焼いたヒレをいれておいてください。日本酒を鍋に入れ、
火にかけ沸かします。このときに、完全に沸騰させない様にしてください。
（完全に沸騰させると、コンロの火が酒に引火し、アルコールがとんでしまいます。）
熱々の日本酒を湯呑みに注ぎ、お召し上がりください。
（冷たいヒレ酒）
お好みの冷酒を買ってきて、口の広い瓶やグラスに入れ変えます。
焼いたヒレを入れ、ラップ等で蓋をして2～3日冷蔵庫で保管します。
冷酒が茶色く色付き、香ばしい臭いがしたら完成です。
（お吸い物等）
お椀に焼いたヒレを入れ、熱々の吸い物を注げば良い出汁がでて美味しいです。
同じ要領で、お茶漬けや雑炊に入れても美味しいです。
遠州灘で釣りをしていると、トラフグが釣れる事がたまにあります。
そんなときは、私が経営する「すし会席鮮太」に持ち込んでください。
美味しい刺身に調理いたしますよ。
詳しくはこちらを↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9180780.html
釣れたトラフグは活け締めにすると美味しさがUP！
活け締めの方法はこちら↓
https://sentataishounoturinikki.hamazo.tv/e9247018.html
すし会席鮮太
静岡県湖西市新所原2－6－27
TEL053－577-1797
火曜定休（他、平日に不定休有）
公式HP https://www.sushikaiseki-senta.jp/
Posted by すし会席鮮太 大将 at 18:01│Comments(0)
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