寿司屋の大将、釣り日記

令和5年3月27日（月）

今週は月・火と連休だ。

海の天気は両日とも最高に良さそう。

昨年はこの位の時期に漁礁で石鯛が釣れた。

またその石鯛、メチャクチャ脂がのっていた記憶がある。

タチウオも結構釣れているという話を聞くし、こうなったら漁礁の五目と、タチウオの二本立てメニューで出船するしかないな。

どこの漁礁に入ろうか悩むが、とりあえず浜名湖沖は選択肢に無し。

いつも行く東のアジポイントをみて、良く無かったらイサキのポイントでやろうと考え船を出す。

アジポイントはどこも素晴らしい反応が出ていて、やる前からワクワク。

両舷に竿を一本ずつ入れるとすぐにアタリがある。

しかし上がってくるのはチャリコばかり。

それでもめげずに頑張っていると、とても力強いアタリ！クックックッと竿先を引き込む。

石鯛か？と思い、合わせを入れると竿がグイグイとヤバイ位に引き込まれる。

ＰＥが切られる事は無いだろうが、ハリスは切られるのでドラグを緩める。

しかし、あまりラインを出されると、漁礁に入られるのでそれも困る。

アジ釣り用のクニャクニャの竿は根元から弓の様に曲がっている。

少しずつ、電動では無理・・・手でなら巻けるが、これはヤバいな・・・・。

そんなとき、急にふわっと軽くなり・・・・全てが終わった。

巻き上げてみると針が折られていた。

これは間違いなく大物石鯛だ！

それにしても悔しい。

それから棚を変え、場所を変えアレコレしてもやっぱりチャリコしかいない。

なんとか小さめの石鯛を１枚とサンバソウを2枚釣ったが、悲しい成績だ。

2時間ほど頑張ったが、ここを諦めてイサキのポイントへ移動する。

先ほどのアジポイント程良い反応は無いが、それなりに期待できそうな反応がたくさんある。

しかし、アタリが少ない。

しかも、たまにアタリがあっても上がってくるのはチャリコ。

移動してもダメ、またチャリコ。

魚探に映る素晴らしい反応はぜ～んぶチャリコなんだろうか？？？

う～ん、いちど海の中がどんな風になっているのか見てみたいよ！

11時をまわった頃、さすがに嫌になりタチウオをやりに行く事にする。




タチウオポイントはなかなかの賑わい。

適当に船をつけてみると、ベイトの反応が魚探に出ている。

すぐさま仕掛けを投入！わりと浅い棚で当たってくる。

しかし、なぜか合わせられない。最近こういう事が多い。

タチウオの群れは安定せず、アッチに行きコッチに行きを繰り返しているので探すのに手こずる。

この日はなんだか疲れてしまい、5本釣っただけ。型は良いが、中々の最低記録だ。

集中力が切れ、根気も無くなり早上がり。

なんとも煮え切らない気持ちのまま帰宅。

長年釣りをしているとこんな事もあるのです。